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スナック経営者の個人民事再生の体験談

Cさん(57歳・女性・自営業)の個人再生の体験談を紹介します。

華やかな商売を続けていくために

私がお水の世界に入ったのは、バブルのちょっと前でした。やがて訪れたバブルで、「自分にお金をかけるのが当たり前」ということを学び、もうこの世界から抜け出せなくなりました。

30歳を過ぎた頃に「この道で生きていこう」と決意。小さなスナックを始めました。

バブルがはじけた後も、あの当時の感覚が忘れられません。高い洋服や化粧品を買い、エステにも通い…決済はすべてクレジットでした。

売り上げは安定していたのですが、支払いに明け暮れ、貯蓄はゼロ同然。でも、「欲しいものがいっぱいある!」と、消費者金融のお世話になることになりました。

その際、売り上げが良かったため、限度額も高めに設定され、調子にのって使いまくりました。お店の売り上げは右肩下がりなのに…。気が付けば、総額600万円もの借金になっていたのです。

個人民事再生で、お金の管理ができるように

返済が滞りがちになったとき、自己破産を覚悟で弁護士に相談しました。

私はこの歳まで独り身で頼れる家族もおらず、マンションで暮らしていたのですが、さすがにこの歳になると住まいを失うのは辛い。そんな私に勧めてくれたのが、個人再生でした。

自己破産の場合、家を失うのは必至とのことでしたが、個人再生だとマンションを手放すことなく借金を減らせると、とても有り難い制度だと感じました。

おかげで、返済額を120万円まで減額でき、1年で完済しました。

ただ、個人再生を行ったことでクレジットカードが使えなくなりました。

もっとも、こうなったのも自分がお金の管理ができなかったから…。残額が目に見える現金で、お金の管理ができるようになる機会になったかなと思います。

【個人再生のポイント】今後の安定収入が大きなポイントに

Cさんの体験談にもあるように、個人民事再生(個人再生)だと住まいを失わずに済みますし、仮に家族がいたとしても、できるだけ迷惑をかけずに債務整理ができる方法でもあります。

ただし、個人事業主の場合はサラリーマン(給与所得者)よりも個人再生が難しいのが実情です。

個人再生を認可されるには、今後も「継続的にまたは反復して収入を得る見込みがあること」が条件になります。

Cさんのように経営改善の見込みがあれば認可されますが、不安定な収入の個人事業主の場合、個人民事再生が認められないことも想定されます。とはいえ、毎月の収入が安定しているというより年収が安定していれば認可される可能性は高いでしょう。

また、裁判所へ申立てる前に、ある程度安定している収入源を確保しておくこともポイントとなるかもしれません。

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